第41回工嶺祭
■目指せMステ
10月といえば長野高専の学園祭「工嶺祭」の行われる時期です。今年もクラス展や屋台などが並び、学校内外の人で賑わいました。
映像制作部は去年は電気棟の屋上から中継企画を行いましたが、さすがに毎年中継企画は大変です。なので、今年は夜祭の収録に力を入れました。
部員の経験も兼ねて、なんとカメラを10台設置!気持ちは「目指せMステ!」です。しかし、機材は殆ど民生用で、カメラクレーンなんてないので、真似できそうなカメラワークを収録に使ってみました。もちろん、カメラの切り替えはリアルタイムに行い、スクリーンに映し出します。
夜祭のリハーサルが日中に行われているので、本当は、どのタイミングで、どのカメラが、どこを撮る、というのを決めておきリハーサルをすればいいのですが、カメラマンもクラス展等の準備で忙しく、体育館に1日拘束は困難です。なので、撮影はほぼぶっつけ本番で、スイッチャーからの指示とスクリーンに映っているカメラの映像で次にどこを撮るか判断しなければなりません。
少しでもMステに近づけようと、今年はキャスターと三脚を付けたショルダータイプのカメラをステージ下に設置。キャスターの動きを使った画や、思いのままにズームが出来るので良い撮影が出来ました。ただフォーカスがマニュアルなのがカメラマン泣かせです。
去年までは固定だったステージ上のカメラを、今年はハンディカメラに変更してみました。ハンディということでカメラマンは撮影が大変ですが、ライブやフリーステージ等ではそれっぽい画が撮れて大成功でした。 写真はステージ全景を狙う5CAM。
撮影は夜祭だけではありません。工嶺祭のすべてをDVDにするために、準備風景から一般公開まですべてを撮影して周りました。
毎年恒例のロータリーでの集合写真撮影も屋上から動画で撮影。きっと何かに使えるでしょう。
一般公開の昼間には、ロータリーでテクニカルコンテストや各部の発表なども行われます。今年のテクコンは、シンプルな熱機関を使用したポンポン船で各クラスが競います。様々なデザインの船が登場し、盛り上がりました。
後夜祭にはカメラを2台設置。意外と後ろからはステージが見にくいので、アップで映すことの出来るカメラは重要です。カメラの映像のほかに、スクリーンには抽選会のルーレット、カラオケの画面を出しました。