2006年10月22日(日)

第41回工嶺祭

■目指せMステ
 10月といえば長野高専の学園祭「工嶺祭」の行われる時期です。今年もクラス展や屋台などが並び、学校内外の人で賑わいました。
 映像制作部は去年は電気棟の屋上から中継企画を行いましたが、さすがに毎年中継企画は大変です。なので、今年は夜祭の収録に力を入れました。
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 部員の経験も兼ねて、なんとカメラを10台設置!気持ちは「目指せMステ!」です。しかし、機材は殆ど民生用で、カメラクレーンなんてないので、真似できそうなカメラワークを収録に使ってみました。もちろん、カメラの切り替えはリアルタイムに行い、スクリーンに映し出します。
 夜祭のリハーサルが日中に行われているので、本当は、どのタイミングで、どのカメラが、どこを撮る、というのを決めておきリハーサルをすればいいのですが、カメラマンもクラス展等の準備で忙しく、体育館に1日拘束は困難です。なので、撮影はほぼぶっつけ本番で、スイッチャーからの指示とスクリーンに映っているカメラの映像で次にどこを撮るか判断しなければなりません。
 少しでもMステに近づけようと、今年はキャスターと三脚を付けたショルダータイプのカメラをステージ下に設置。キャスターの動きを使った画や、思いのままにズームが出来るので良い撮影が出来ました。ただフォーカスがマニュアルなのがカメラマン泣かせです。
 去年までは固定だったステージ上のカメラを、今年はハンディカメラに変更してみました。ハンディということでカメラマンは撮影が大変ですが、ライブやフリーステージ等ではそれっぽい画が撮れて大成功でした。10-2.jpg10-2.jpg 写真はステージ全景を狙う5CAM。

 撮影は夜祭だけではありません。工嶺祭のすべてをDVDにするために、準備風景から一般公開まですべてを撮影して周りました。
 毎年恒例のロータリーでの集合写真撮影も屋上から動画で撮影。きっと何かに使えるでしょう。
 一般公開の昼間には、ロータリーでテクニカルコンテストや各部の発表なども行われます。今年のテクコンは、シンプルな熱機関を使用したポンポン船で各クラスが競います。様々なデザインの船が登場し、盛り上がりました。
 後夜祭にはカメラを2台設置。意外と後ろからはステージが見にくいので、アップで映すことの出来るカメラは重要です。カメラの映像のほかに、スクリーンには抽選会のルーレット、カラオケの画面を出しました。

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2006年7月8日(土)

第37回定期演奏会

 2006年も7月に入り、定期演奏会収録の季節がやってきました!前年度のVIDEOが比較的好評だったため、今年もMaking映像入りで早めにDVD化をしたいところです。また、前年度からの反省より、事前に各カメラの担当楽器を確認したりと、わずかながら進歩を図ってみました。

■カメラ
今年は部員が増えたこともあって、前代未聞(?)のカメラ7台での収録を試みました。スイッチャーの入力や準備を考えると、恐らくこれが限界でしょう。カメラが増えた分、映像が減衰してしまうという問題も起こってしまいましたが、様々な角度から演奏を撮影することができました。
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 今年は本番前日のリハーサルが実際に県文で行われることになり、吹奏楽部のご好意で機材の設置も前日に出来ることになりました。
 実際、準備に1時間半ほどかかってしまい、当日に準備をしていたら余裕がなかったかもしれません。おかげでソロパートの部分などのカメラリハをしっかりとすることが出来ました。本当はスコア等を見ながら曲をすべて覚えられればいいんですけど、時間がなかったのでこのリハで感じを掴むことになりました。
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おなじみのスイッチャブース。7つのカメラをスイッチングするので、モニタの数は工嶺祭のときと同等です。カメラ1台をドラムセットの近くに無人カメラとしておく初の試みをしたのですが、以外と扱うのに困りました。
 音声は県文の吊りマイクからミキサーを通して直接VTRへ。音割れが起こらない様、細心の注意を払います。

 リハーサルの時に音源を再生する係と録音も担当しました。しかし、本番直前にMDが用意されていないことがわかり戸惑いましたが、2年生にコンビニまで走ってもらってどうにか間に合いました^^;
 音響系の仕事も結構あるので、勉強していかないといけませんね。
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 2,3年生も今回の収録で、だいぶ機材の扱い方がわかった様子。
 そろそろ、カメラテクや配線などしっかりと引き継いでいかなければなりませんね。
 去年は片づけが遅く怒られてしまった映像制作部ですが、部員が速攻で片づけを行ってくれたため規模が大きいにもかかわらず、あっという間に終わってしまいました。これには驚きました。これからもこんな調子で行きましょう!

2006年3月17日(金)

平成17年度 卒業式

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■初の試み
 どの卒業式でもそうかと思いますが、卒業生は皆壇上を向いており、後ろに居る保護者の方は顔を見ることができません。
 そこで今回スクリーンにカメラの映像を映す事ができないか?とお話を受け、映像制作部は出張撮影をしました。
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■カメラ
 カメラはステージ上、下に合計3台設置。ステージ下はかなり目立つ位置からの撮影となりました。(^_^;)
 式のメインである卒業証書授与では、順に起立する卒業生を撮影するのですがこれが意外と大変でした。壇上のカメラも威力を発揮しました。
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■映像ブース
 ブースは前のスクリーン後ろに設置。機材は出来るだけ小規模になるように工夫したつもりです。今回MACKIE.を音声に試験的に使用。今後役に立てていけたらと思います。
 ただ、トランシーバで話す声が結構漏れてしまっていたので、舞台裏にブースを作った方が良かったかも。と思いました。

■正装での作業は・・・
 卒業式は厳格な式なので皆正装で作業をしました。自分はスーツに余り慣れていないせいもあって作業がとてもやりずらくて大変でした。
 しかし、来年からスーツを着る機会が多くなるそうなので耐えていかなければいけませんね。。。

2006年3月2日(木)

5年生を送る会

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 この五年生を送る会は学生会主催で毎年行われています。今年はパネル形式で問題を出して選んでもらい映像と問題を出していくという新方式でした。
 そのためカメラを一台用意し、五年生が書いた解答をスクリーンに映し出すことも試みてみました。映像の方は笑い所も入れたつもりなのですが、反応はイマイチでした(^_^;)
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■ブースはギャラリーに
 送別会の直前が終業式ということでいつも機材を置いてある所では邪魔になると指摘されたため、初の試みで真後ろの2階ギャラリーに音響と映像ブースを設置。スクリーンや観客の反応もよく見え、工嶺祭もここでできれば・・・というほど好位置でした。

2005年12月11日(日)

古武術クリニック2005

■ディスプレイ
今年で3回目の古武術クリニックですが、毎年大勢の参加者のため大変混雑します。そんな悩みを解消!後ろの方もよく見えるように大型スクリーンを2台用意しました。カメラは3台用意し、甲野先生の技をさまざまな角度から撮影しました。写真のディスプレイは200万円相当です。。。
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■音声関係
去年の古武術クリニックのビデオは、音声録音がちょっと失敗^^;今年はテレビ局の音声さんを真似してきっちり録音しました!今年の古武術クリニックビデオはいい作品になりそうです。。
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■カメラ
今年も大勢の方が参加しました。実際に甲野先生の技にふれて古武術を学んでいます。優秀なカメラマン2名で、すばらしい映像をお届けします。ちょっとわかりにくいですが、今年はバスケ部のみなさんが授業で使っている机を組み立ててステージを作りました。おかげで、来場者もよく見ることができたうえにいい画が撮れました

■映像ブース
 去年は講堂の後ろに設置した映像ブースですが、音声関係もすぐ触れるようステージ真横に設置しました。ステージの上がよく見えて指示も出しやすいのですが、逆方向のカメラに写ってしまう・・・という問題もありました。講習会は約二時間でマスターテープにはスタンダードカセットを使いたいところですが、何しろものすごく高価なので、miniDVを途中で入れ替えて録画しました。会場のモニタ数は計4台。定演並みの配線でした。

■2日目は体育館
 2日目は会場が変わり体育館にて講演です。時間は午前中9:30から。昨日に引き続き大勢の方が参加しました。
 この日は信州大学の吹奏楽団定期演奏会も重なり、4年の先輩2名が松本に派遣されました。そのため、人員がギリギリで2年生に大活躍をしてもらいました。
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■撮影内容
 編集作業を減らすため、やはり3カメをリアルタイムスイッチング。途中から体育館に分散しての講習となり、一台はハンディで撮り、残りの二台でステージ上での講演を撮影しました。音声も独立したマイクで収録。質問者の声を的確に拾いました。去年の反省であったPA(マイク関係)も特に大きな問題はなく、うまくいったように思います。音響関係も映像制作部でした。最後に各先生にインタビューをし古武術クリニックは終了しました。。